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カナリアたちの声

33、新潟県 50代 女性

①2018年春 異動して来た人の柔軟剤やシャンプー等の化学物質から喘息悪化

他の人もドライアイと鼻水が起きていた。 いつもの内科で喘息治療するがどんどん悪化。 その人が側に来ると咳が止まらなくなり喘息発作頻発、加嗄声、過呼吸も。かかりつけ医に化学物質過敏症かもと言われ、人事課に相談したが配慮されず。防毒マスクは職場でできないため、活性炭マスク何重で仕事をするが体調悪化。長期療養休暇を取る事となる。診断書付きで異動をお願いするが療養のまま異動は出来ないと言われ、異動前3ヶ月で復帰。 毎日大量の化学物質に曝露する為、船酔いの様な目眩、吐き気、胃痛、不眠など、どんどん別の症状が現れ1か月で5㌔以上体重減少。 その後、他の人の柔軟剤やシャンプーにも反応し、完全に化学物質過敏所を発症する。14〜15年前にも香水の匂いで嗄声が起き喘息治療したが良くならなかった。 今思うにその頃から化学物質過敏症だったと思う。 今は同じ部署の2名だけが無香料に協力してくれる為、何とか仕事を続けているが、異動で新しい人になると協力してもらえるか不安。

②人の柔軟剤臭のために、仕事も余暇も奪われている

人の多く集まる所に行けない。必要な職場の会議や研修会に参加出来ず、出来ない理由を診断書付きで休む。人間ドックを職場で毎年必ず受けなければいけないが、病院の医療従事者や患者が柔軟剤臭くて辛い。吐き気、目眩、喘息症状が起きて大変。 職場で柔軟剤やシャンプーの匂いでやられると帰る途中の運転中に意識が無くなる事も。 旅行や映画館、習い事等も人の柔軟剤臭で行けなくなった。 家族の持って来る化学物質で倒れる。

③ 化学物質過敏症がどんな病気か全ての人に知って理解して欲しい

全ての医師に化学物質過敏症の理解を求める。そんな病気は無い、知らないなど言う事が無いようにして欲しい。診断出来る医師を増やして、研究し治療出来るようにして欲しい。

医療従事者・救急隊員・飲食関係者等には無香料を鉄則にして欲しい。

国には、海外で規制されてる化学物質を日本でも規制する事、 日用品にマイクロカプセルやナノカプセル等の使用を中止する事、 香り長持ち商品中止をお願いしたい。

日用品企業には、1日も早く人間や環境に危険の無い製品の開発と、落とせない匂いを確実に元から落とせるクレンジング製品の開発を望む。

カナリア・ネットワーク全国公式
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