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カナリアたちの声

9、東京都 50代 男性

①    2019年、近隣の柔軟剤から症状が出始め、様々な化学物質に反応するように

近隣で柔軟剤を使う家が増え、喉のむくみ、呼吸困難、咳、目の痛み、口内に苦い味を感じる、イライラして集中できない、頭がぼうっとする、不眠、胃腸障害、尿潜血などの症状が出だし、1ヶ月で体重が5キロ落ちた。次第に防カビ剤や抗菌消臭スプレーの臭いで目のピントが合わなくなり目の前が暗くなったり強い吐き気を感じるようになった。畑の化学肥料の臭いが耐えられず、農薬のかかった野菜は刺激臭がして食べられなくなった。

②自宅と仕事場が使用不能になり避難生活。人間関係、あらゆる楽しみを損なわれた

自宅と仕事場が使用不能になって現在は避難生活。自宅での暮らしと仕事場を失い、化学物質に敏感になったため仕事に必要な薬品が使えなくなり、仕事の大部分ができなくなった。 公共交通機関や施設を使う事、買い物が困難。公園、海や山にでかけてもハイカーや行楽客の柔軟剤臭。安心していられる場所がなくなった。経済的にも打撃。行動が大幅に制限され、将来の計画も狂った。
化学物質臭を常に警戒しなければならず、心が休まることがない。他人の柔軟剤の移香で汚染された服の洗濯、持ち物や家を掃除したりする時間と労力は大きく、何のために生きているのかわからなくなることがある。近隣の人や友人との人間関係が壊れ、生活の基盤がある街に住めなくなった。旅行も困難。友人にもろくに会えず、孤独な生活。あらゆる楽しみが損なわれた。

③香害は好みの問題などでなく、深刻な健康被害を伴う大規模な環境汚染

このままでは環境に回収不能なナノサイズのマイクロカプセル香料が蓄積し、大気、海洋、河川、土壌に取り返しのつかないマイクロプラスチック汚染が進むでしょう。生殖機能への障害、脳神経や内臓に障害を持って生まれる子供の増加、高機能マスクなしでは外出できない、魚介類が食用にできないなど深刻な環境問題に発展する可能性のある事態が進行していると思います。
政府は予防原則に則って高残香性の柔軟剤や日用品の販売を直ちに禁止し、被害の実態と原因を調査するべきです。被害を放置すれば、いずれ国が傾くほどの経済被害を伴う環境汚染が生じるでしょう。食品への移香問題も深刻。観光業にもデメリット。またマイクロカプセルは機械の動作不良も起こしますから製造業にも打撃を与えます。

 

カナリア・ネットワーク全国公式
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