厚労省が家庭用品規制法の今後の進め方を報告
2024年2月、CANでは、厚労省の「有害化学物質を含有する家庭用品の規制に関する法律の検討対象物質選定スキームに関する意見募集」という、パブリックコメントの提出を呼びかけました。
https://canary-network.org/news/pubcome0227/
厚労省に寄せられたパブリックコメントは、「意見募集の結果について」として、7/29に公示されています。https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001281443.pdf
厚労省は、パブコメ意見の結果に基づき、家庭用品規制法の検討対象物質の選定スキームを固め、7/30、厚労省薬事審議会化学物質安全対策部会で報告を行いました。香害と関わりのあるところでは、検討対象物質に「メチル-1、3-フェニレン＝ジイソシアネート(別名:トルエンジイソシアネート)」が記載されています。内容は以下になります。https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001281431.pdf
なお、「意見募集の結果について」と共に、寄せられたパブコメ意見、全467件が「別添」として公開されています。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=495230358&Mode=1
厚労省が、皆様からの意見に目を通し、全意見を政府のHP上に掲載したことに、パブコメを出す意義の一端を見出します。
