寺田先生がCAN賛同人に加わりました
連続講座の第2回をご担当くださる寺田良一さんが、CANの賛同人に加わってくださいました。
先生のお人柄が感じられるメッセージを、ぜひご覧ください。
寺田良一 明治大学名誉教(環境社会学)
私が教員になった1980年代には、アルコールに弱い私に、「俺の継いだ酒が飲めないのかぁ」と絡む年配の先生、「女子は先生にお酒を注いであげて」などといらぬ気を回すゼミコンパの男性幹事、もうもうと紫煙がたなびく教授会など、今では信じられないアルハラ、セクハラ、受動喫煙などが堂々とまかり通っていました。他人が苦痛や不快感を感じることをしてはいけないという倫理観は、「ハラスメント」というネーミングを得たことで、この間ずいぶん改善してきました。いま私たちが進めるべきは、あなたが「楽しんで」いるそのニオイは、私たちの暮らしを蝕んでいるのですという「ケミハラ」観念を、世の中に広げていくことだと思います。
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