再掲:「子どもケミネット」署名活動スタート! 「マイクロカプセル使用禁止」をプラスチック条約に盛り込むため、署名にご賛同を!
CANは、昨年10月~今年1月にかけて、「香害をなくす議員の会」、「香害をなくす連絡会」と共に、<STOP!マイクロカプセル香害>という署名キャンペーンを実施しました。マイクロカプセル香料などの長続き製法を止めてほしいと、メーカーに要望するものでした。
8/1付けのお知らせのとおり、市民団体「子どもケミネット(有害化学物質から子どもを守るネットワーク)」が、8/22にキックオフ学習会を開催し、日本政府に対して、「意図的に添加されたマイクロプラスチック(マイクロカプセルを含む)の使用禁止」等を「プラスチック条約」に盛り込むことを求める、要望署名活動をスタートさせました。
署名活動の背景の概略をご説明します。
国連では2024年末までに「プラスチック条約」を策定するために、政府間交渉が進められていますが、条約内容の行方は流動的です。
そこで、「子どもケミネット」では、日本政府に対して、以下の三点を条約に盛り込むよう求めています。
① 新たなプラスチックの生産量を削減する
② プラスチックに含まれる有害化学物質を規制する
③ 使い捨てプラスチックの使用を段階的に禁止する
このうちの③に、「意図的に添加されたマイクロプラスチック(マイクロカプセルを含む)の使用禁止」も含まれます。
「プラスチック条約」にこの項目が盛り込まれれば。日本でもプラスチック製のマイクロカプセルの使用が禁止されます。
また、香料に含まれる「フタル酸エステル類」は、添加剤としてプラスチックにも含まれています。これはシックハウス症状をもたらす有害化学物質であり、②によって規制されることになれば、空気中の濃度が下がります。
この「プラスチック条約」は香害を低減させるチャンスです。
ぜひ、署名への賛同、拡散活動で、実効性のあるプラスチック条約策定に向けて、ご協力をお願いします。
・子どもケミネットHPによる詳細な説明はこちらから
https://c.kokumin-kaigi.org/?page_id=753
・オンライン署名はこちらからhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScFqfe5Fub16BL2iN4WPAPwutBATa2IPrW4yx58pVsaBDe4Uw/viewform