かねてより、文言の変更を求める声が国会でも取り上げられていた啓発ポスターですが、今般「その香り困っている人もいます」に改定したと、消費者庁から発表がありました。

消費者庁ホームページ https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/other/index.html#other_002
消費者庁ツイッターhttps://twitter.com/caa_shohishacho/status/1678630450451869700/photo/1

CAN世話人会では６月初旬に、消費者庁に対して啓発ポスター「その香り困っている人がいるかも？」に関する要望書を提出しています。
CANから消費者庁と内閣府に「香害啓発ポスター」などについて要望書を提出 – カナリア・ネットワーク全国公式 (canary-network.org)
要望の概要は以下の通りです。詳細は、上記のリンクから全文をお読みください。
１．香りの嗜好・好き嫌いではなく、被害の声は共通して香料・消臭成分などが配合された製品で健康障害を訴えており、製品の使用自体を控えてもらう必要があることを周知する。
2 ．香料・消臭成分を含む商品（柔軟剤・合成洗剤・消臭スプレーなど）は、プライベートゾーンでの使用に限り、「公衆の場では使用を控え、持ち込まないようにしましょう」と呼びかける。
同時に、根本の問題である、製品に使われている各種合成化学物質の規制や見直しが必要であることを申し伝えました。

被害の拡大を防ぐためにも、すでに生活に支障を来たしている状況を改善するためにも、個々の被害相談や要望を当該窓口へ発信してくださると幸いです。
消費者ホットライン188　https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
消費者庁　申出・問合せ窓口 | 消費者庁 (caa.go.jp)