22、長野県 40代 女性
①実家にて飲食店を経営、2019 年11 月頃より
それまでには無かった動悸が突然起こるようになり、原因はわからないままやり過ごしていた。 2020年7月、来店客の柔軟剤等の人工香料により咳が止まらなくなり、全身が痺れ、脱力し、意識を失う事が連続して起こり始めた。 その他の症状として、目の痛み、湿疹、倦怠感、思考力の低下、手の震えなどが顕著にみられる。
②自身は使用しない洗剤や柔軟剤の化学物質により、健康も生活の糧も奪われる
実家の飲食店の他、個人でフィットネス関連の仕事も行っている為、フィットネスの仕事を休止せざるを得なくなっている。また、体調不良により飲食店の営業もままならない。 長年、日頃の生活に於いて、食品添加物、合成香料等の人体及び環境に影響があると云われるものは避けて生活していた。 しかし、来店客からの合成洗剤、柔軟剤等の曝露により健康を著しく害され、健康も生活の糧も失われる状態になり困窮している。 店頭に《人工香料自粛》の要請、また香害についてのアナウンスはSNS等にて発信はするものの、人工香料使用者の自覚が乏しく、人工香料付着のまま入店し、着席した椅子まで化学物質で汚染する為、清掃しても店内至る所に人工香料が残存し、体調を崩しやすくなっている。
③メーカーと国にマイクロカプセル製品の撤廃、規制を求める
国からメーカーへの詳細な成分表示の義務づけを法制化していただくとともに、メーカーには早急にマイクロカプセル製品の撤廃、有毒物質を使用している商品への明確な表示、または不使用の製品に転換していただきたい。 消費者の方にもマイクロカプセルや人工香料の影響により、人体また環境への影響も深刻である事を学び、知って欲しいと思う。 また昨今の柔軟剤等は毒性が強くなっていると耳にした。 MCS 化学物質過敏症と言う病名では説明のつかない症状を呈する人も多く見受けられる為、【有機化合物中毒】の方が適しているように個人的には感じている。