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カナリアたちの声

85、東京都 40代 女性

①2018年頃から

2018年頃から本格的に発症。通勤バスが毒ガス室と化し、のたうち回る苦しさを体験。柔軟剤で猛烈に咳込んだり、化学香料で手が震えたり、記憶が飛んだり等。

②仕事も奪われる人権問題。いよいよ生きる場所が難しいな、と思う日々

化学香料だらけの世の中に生きづらい毎日です。2023年5月、職場の同僚達から、そんな健康に問題のある人とは働きたくない。健康被害で倒れられたら逆に迷惑、と言われ共に働く事を突然ボイコットされました。自分の労働問題が起こった直後、丁度、朝日新聞に大きく掲載された化学物質過敏症で仕事を追われた男性の記事を読みました。職場の事で愕然としていた時、タイムリーにも全く同じ流れの体験をされていた内容でしたので驚きました。発症者にとって収入を得る権利が侵害される。空氣も吸えない、仕事もない、相談しても不利なことばかりで追い詰められてしまう。泣き寝入りにしかならない。深刻な人権問題と理解しました。
何枚も重ねたマスク無しでは外で空氣吸えないこれまでのストレスに世間の人々に理解されない辛さが加わって愕然とした…好きでなったわけではないMCS。このように追い詰められてしまう社会はやはりおかしいです。

③有害化学物質への世の中の認識が変わって欲しい

空氣や水、自然環境も汚す柔軟剤や洗剤、有害化学物質への世の中の認識が変わって欲しい。もっと自然を大切にする方向へ変わっていって欲しい。香害が無ければもっと普通に働いて生きていけるのにと思います。

カナリア・ネットワーク全国公式
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