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お知らせ

CAN保護者会活動「学校向け意見書」一般公開について

今般、カナリア・ネットワーク全国保護者会から会員向けに発信した、学校・教育委員会などに向けた「意見書」を一般公開することにいたします。

新しく「CAN公開文書」というタグを追加しましたので、TOPページから入れます。
CAN作成文書 – カナリア・ネットワーク全国公式 (canary-network.org)

参考:保護者会の活動のお知らせリンク
https://canary-network.org/news/mousiiresho/
https://canary-network.org/news/ishiikennsho/

これまで限定公開にしていた理由は、医師として意見書を書かれた石川憲彦先生より、「主治医や校医の理解と協力を得られないと、当事者(こども)がその後不利益や悲しい思いをすることが懸念される。慎重の上にも慎重にアプローチをしていきたい」とアドバイスをいただいたことにありました。
そこで、石川先生からCAN会員という限られた方たちへは、意見書を提出する際には、事前に無償で個別相談時間もとっていただけるというお話もあったことから、会員限定を基本としておりました。

この意見書は、子どもたちの心身の発達、発育、教育を受ける権利や、インクルーシブ教育の必要性を重視し、共助・公助による環境整備の協力を促すものとして、相談や交渉を進めていく際に、有効なものであると考えます。
すでに活用して、個別に交渉をされ、発症者の負担や困難についての理解と必要な対策が進んだという報告を、会員の方からいただいたこともあり、さらにこの意見書の内容は、職場やそのほかの公共施設などへの交渉にも、参考にしていただける部分があると考え、一般公開を検討していました。

香害や、化学物質過敏症については、科学的根拠や医学診断において、専門家の間でも議論が続いています。
どのような形で発症者の声を送り届ければ、発症者への真の理解を広げ、私たちの暮らしを取り戻すことができるのか、試行錯誤の時が続きます。

学校や教育委員会との交渉もそのひとつで、いずれも難しいことです。
どうか、そうした方たちの交渉が進み、子どもたちが本来の暮らしを取り戻せるよう願ってやみません。
そのため会員以外の方にも、カナリア・ネットワーク全国の活動と理念をご理解いただけるよう、保護者会の活動のひとつであった「意見書」を一般に公開することといたしました。
香害や、化学物質過敏症をめぐる、科学・医学的側面、また、人権や尊厳について、皆さまと考えて参りたく存じます。
どうぞ、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

カナリア・ネットワーク全国世話人一同

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