CAN会員の皆様へ

新春１月１日の夕刻に発生しました能登半島地震で多数の被害があり、いまなお窮状に置かれた方をはじめ、そのご家族、ご友人で心痛めておられる方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
化学物質過敏症、香料で体調が悪化する方などは、避難場所やそこでの過ごし方で、二重三重にご苦労があることと存じます。
CAN会員からは、なにか支援ができないかといったお申し出もいただいております。
災害当地や被災者に対しては、複数の募金活動も始まっております。
物資ではなく、募金が有効な支援ではあると思われます。しかし、一般に理解周知ができていない化学物質過敏症者については、万全には無理でも私たちにもなにかできることがあるかもしれません。

ただ、被災された方に化学物質過敏症者がどれくらいおられるのかなど、把握する術もありません。
そのため、CANではまずＨＰとＦＢで「化学物質過敏症症状があり、被災地におられる、とりわけご自宅を離れ避難を余儀なくなれている方」に向け、いまどのような支援を求めておられるか、声を寄せていただくことにします。
その上で、一般的な物資、金銭的なご支援は、すでに信頼ある組織により行われていますので、そうした組織が補うことができない点（化学物質過敏症特有の課題）に皆さまのお知恵やご支援を頂けるように、被災者と会員をつなぐ役割をさせていただきます.一人でも多く、1日でも早く、平素の日常を取り戻せるように願います。
以上、ご協力をお願いいたします。

＜CAN会員の横山さんが、避難先についてブログに情報提供をしてくださっています＞
お困りの方へ届くようにとのお言葉をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
「カナリアの手帖」より「能登半島地震で被災・避難先を探している化学物質過敏症の方へ」
https://blog.canaria-project.jp/2024/01/11/notohantojishin/